コラーゲンペプチドはサプリで摂取?!効果的に体感する方法とはっ!
コラーゲンの効果って?
従来は、コラーゲンを食べても体内でバラバラに分解され、
いくらコラーゲンは肌によくても、サプリや粉末、食べ物など
外部からコラーゲンを幾ら摂取しても、全く意味がなく
コラーゲンとしての効果は期待できないというのが通説でした。
しかし最新の研究データによると、実はコラーゲンを摂取すると
肌の調子をよくする効果が期待できることが明らかとなっています。
コラーゲンにはどんな効果があるの?
私たちの皮膚は、コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸などが“真皮”と呼ばれる
弾力性のある組織を構成し、表皮と皮下組織とを結合しているのですが
この真皮に当たる部分をつくり出しているのが「繊維芽細胞(せんいがさいぼう)」です。
そしてこの「繊維芽細胞(せんいがさいぼう)」は肌に限らず、骨や関節、血管などの
全身の傷や炎症といったダメージを修復するのに欠かせない細胞で
我々の体のどこかが損傷を受けますと、“ある成分”が血液中に増加するのを目印にすぐさま感知し
即座に損傷部位に集まり、自ら増殖しながら修復に必要な組織を形成していきます。
その、「繊維芽細胞(せんいがさいぼう)」が目印とする
“ある成分”というのが「コラーゲンペプチド」なのです!
コラーゲンペプチドってなに?
「コラーゲン」と「コラーゲンペプチド」の違いを簡単に説明すると、コラーゲンを酵素分解し、
分子量を小さくすることで作られるものが「コラーゲンペプチド」だといわれていて
酵素分解により「コラーゲン」よりも分子量が小さくなっているため、
「コラーゲン」よりも肌に吸収されやすいという特徴を持っているようです。
また「コラーゲン」と「コラーゲンペプチド」の違いを語る上で、外すことのできない
「ゼラチン」についてもご一緒に説明したいのですが
コラーゲンは分子量の大きさや形によって呼び方が異なり
分子量の大きい順に「コラーゲン」「ゼラチン」「コラーゲンペプチド」といい
それぞれ機能性が異なります。
①コラーゲン
3本のたんぱく質のヒモがらせん状に絡まっていて
肉や魚の骨、皮に多く含まれている生の状態のコラーゲンです。
消化されにくく、熱にも溶けにくい状態です。
主な用途は主な用途は化粧品、食品など
②ゼラチン
加熱によりコラーゲンの3本のヒモがほどけたもの。
コラーゲンを熱で抽出して精製した状態です。
主な用途はプリンやゼリーなどの食品、医療用カプセルなど
③コラーゲンペプチド
ゼラチンのそのヒモをさらに細かく切ったもの。
ゼラチンをたんぱく質分解酵素で細かく切断(加水分解)した状態で
分子が小さく消化吸収されやすくなっています。
主な用途は健康食品、化粧品など
コラーゲンペプチドの種類
そして、このコラーゲンペプチドにも幾つか種類があります。
中でも特に食品やサプリからコラーゲンを摂取したあと血液中に多く見出されるのが、
“PO (プロリルヒドロキシプロリン)”と“OG (ヒドロキシプロリルグリシン)”で
肌や骨・関節・血管などの細胞を活性化させる命令を出していることが発見されました。
摂取したコラーゲンは分解され、プロリンやグリシンなど単体のアミノ酸は
普通にアミノ酸としてタンパク質合成に再利用されていきますが、
分解しきれずペプチドとして残ったこれらの PO や OG は、そのまま吸収されて血中に入ること、
そして幾つかの非常に大切な生理活性機能を示すことが分かってきており
コラーゲンを構成するアミノ酸の一つ“プロリン”に、水素原子と酸素原子が結合して
“-OH”がついたものに「ヒドロキシプロリン」があるのですが
この“-OH”の部分が、互いに繋ぎ合う“手”のような役割を果たし、
元は1本の細いアミノ酸の糸でしかないコラーゲンが、
あの柔軟かつ丈夫なコラーゲンの繊維状の固まりとなり、
私たちの皮膚や関節、血管を守ることができるのです。
そしてこのヒドロキシプロリンは自然界に存在するアミノ酸の一種ですが、
非常に特殊で、まずコラーゲンにしか見出すことができなく
このヒドロキシプロリンを含んだコラーゲンペプチドこそが、
いわゆる昔から知られたコラーゲン効果=美肌効果の他にも、
さまざまな優れた健康機能をもたらしてくれる源だったのです!
コラーゲンペプチド摂取で期待されている5つの驚き!
①肌への驚き
炎症の修復を主な働きとする繊維芽細胞を活性化してくれるコラーゲンペプチドは、
すり傷・切り傷・皮膚炎といった肌の外的ダメージにも良い作用をもたらします。
その他にも、紫外線ダメージの回復や、日焼けによる皮膚ダメージの回復を促進等が、
幾つかの研究報告として上がっています。
②髪の毛への驚き
加齢とともに髪の毛は細くなりますが、コラーゲンが髪を太くするという学術発表があり
髪は頭皮の毛乳頭、毛母細胞で作られていおりますが、髪の太さは
毛乳頭の大きさに比例すると言われていて、太い髪を育てるには
毛乳頭が元気である必要があります。
コラーゲンペプチドは血流に乗って頭皮まで届き毛乳頭、毛母細胞を刺激して活性化し、
太い髪を生み出していると考えられるので、コラーゲンペプチドは肌の線維芽細胞を
刺激するのと同じように「作り出すことを活性化させる」働きを毛乳頭でも行っているのです。
③爪への驚き
爪にもよいされる研究成果もあり、爪は根元にある
爪母細胞(そうぼさいぼう)から生まれてききてますが
実際にココラーゲンペプチドを摂り始めてから「割れにくくなった」
「二枚爪が改善された」「不自然な筋が消え、色がキレイになった」
といった声が聞かれます。
血流で運ばれたコラーゲンペプチドが爪母細胞を刺激して
丈夫な爪を生み出すことを手助けしているようです。
④骨への驚き
コラーゲンペプチドの摂取により、骨を強くし
骨粗鬆症を予防する効果が期待されています。
リンを多量に摂取させて骨粗鬆症としたマウスに、プロリルヒドロキシプロリンと
ヒドロキシプロリルグリシンをエサとして与えた結果、骨密度が増え、骨強度が高くなりました。
骨も常に新陳代謝が行われ、古くなった骨は破骨細胞が溶かしていき、
同時に骨芽細胞が新しい骨をつくっていきます。
ヒトの場合、成人では約10年で全ての骨が入れかわると言われていますが
破骨細胞が骨を溶かしてその成分が血液中を流れますが、
その中に含まれるコラーゲンペプチドが、骨代謝を調製する機能を
果たしているのではないかと推測されています。
⑤関節への驚き
加齢とともに膝の曲げ伸ばしに痛みが伴い、歩行や階段の上り下りが
苦痛になるのは、よくあることだと思います。
膝や肘といった関節の、骨と骨をクッションのように柔らかく繋ぎ、
自由に滑らかに動くようにしているのが軟骨です。
しかしこの軟骨は、加齢や肥満、悪い姿勢、あるいは成長期の激しいスポーツなどによって
すり減り、また石灰化が進んでクッション機能が低下してしまうことがあります。
そうすると、骨も変形して強い痛みが生じてくるのです。
コラーゲンペプチド は、関節を構成している軟骨細胞や滑膜細胞に働きかけ、
コラーゲンやヒアルロン酸の合成を促進して軟骨の変形を抑制し、
関節の痛みを改善する効果が確かめられています。
コラーゲンペプチドに副作用は?
コラーゲン食品 (ゼラチンも含む) は動物性由来であり、牛・豚・鶏・魚などを原料としています。
タンパク質や卵など動物性のものにアレルギーのある方は、これらを摂取したのと同様に
アレルギー症状を引き起こす可能性があります。
良い変化を体感する為の3つのポイント
以上のようなコラーゲンペプチドで体の中から奇麗になれる
5つの驚きですがこれらを体感する為には以下の3つのポイントを
十分理解する必要があります!
◎体に有効なペプチドを多く吸収できるコラーゲンペプチドを選ぶ。
◎コラーゲンペプチドは1日5g~10gを毎日摂る。
◎ビタミンCなどの栄養補給と睡眠をしっかりとる。